普段から街の平和を守ってくれている消防士ですが、気にしているようで意外と知らなかったことがたくさんあります。
「消防車の色の秘密」や「普段の業務内容」など、消防に関することは知れば知るほど面白いですし、これからの見方も変わります。
そこで今回は、消防に関する豆知識をご紹介します。
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このページの目次
消防に関する豆知識
今回は、意外と知らない代表的な豆知識を7つ紹介します。豆知識を知ることで、普段の消防士に対する見方が変わるかもしれません。
通報はなんで119番なのか
警察は110番、消防は119番と今や当たり前のことですが、なぜ消防への通報が119番なのか知っていますか?それは「黒電話」が関係しています。
今は119番が当たり前となっていますが、昔は「112番」が消防へ通報するための電話番号でした。
なぜ112番だったかというと、黒電話の頃はダイヤル式でありすぐに通報できるように112番に設定されていました。
しかし、1と2が近くにあったため間違い電話も非常に多くありました。
間違い電話を防止するために、112番から119番へ改正されたのです。
出場がないとき消防士は何をしている?
火災や救急などの必要がない時に、消防士は何をしているか知っていますか?消防士は待機中に、事務処理や訓練などをして日々の災害に備えています。
基本的に昼間明るいうちは訓練をし、夜暗くなったら災害に関する事務処理などを行っています。
そのため、災害出場がないと暇をしていると思っている人が多いですが、意外と一日中忙しいです。
そうは言っても災害必要が第一優先のため、指令があれば何をしていてもすぐに出場していきます。
消防車はなぜ赤い?
火災でよく見る消防車ですが、消防車がなぜ赤いのでしょうか。消防車が赤い理由は一つではありません。
多くの説がありますが代表的なものとして3つあります。
1つ目は、昔外国から輸入された消防車が赤色だったためにそのまま赤色で統一されたという説です。
2つ目は、昔は赤い車が少なかったためにより目立つように赤くされたのではないかとも言われています。
3つ目は、赤は火を連想させ火災に対してより注意を促すためという説もあります。
以上の3つの理由が代表的な例ですが、確実にこれといった理由はわかりません。
ですが、街の中でサイレンを鳴らして赤い車が知っていれば、目立つことは間違いないでしょう。
救急車はなぜ白い?
消防車と同様に、救急車は真っ白です。こちらも決定的な理由はありませんが、白くなった理由として代表的な理由は2つあります。
1つ目は、消防車と同じく救急車が輸入された当時は、元々白かったためそのまま白が導入されたという説です。
2つ目は、白は清潔感をもたらすイメージがあるため、救急車にぴったりの色ということで白になったのではないかという説があります。
様々な理由がありますが、確かに白い方が清潔感は感じることができるのではないでしょうか。
役割によって服の色が異なる!
消防士の役割としては大きく分けて3つあります。• 消防隊
• 救急隊
• 救助隊
これらが大きく分けた消防士の役割ですが、それぞれの役割によって服の色が異なります。
消防隊はオレンジと青が混ざった服、救急隊はグレーの服、救助隊はオレンジの服など色によってすぐに見分けることができます。
消防署を通りかかったら、少し気にして見てみると面白いかもしれません。
救助隊の服はなぜオレンジ色?
役割によって色が決められている服ですが、なぜ救助隊の服がオレンジ色なのか知っていますか?救助隊がオレンジ色の服を着ている理由は、現場でも目立つようにするためです。
大きな災害の際や、夜間の交通事故などで救助隊はとても重要な役割を果たします。
そのため誰もがすぐに救助隊を判断できるように、目立ちやすいオレンジ色の服を着ているのです。
それぞれの消防本部によって、微妙にデザインが違ったりするので、観察してみてはいかがでしょうか。
消防士は指令から出場まで何分かかる?
消防士は指令が入ったらすぐに現場に駆けつけます。訓練やご飯を食べていたりなど、何をしていても災害出場が第一優先です。
そのため、常に気を張って生活しています。
ほとんどの消防本部では、指定が入ってから車に乗って出場するまでに約1分で出場すると言われています。
状況によって多少の誤差がありますが、すぐに用意ができるように服装なども常に用意しておくなど徹底的に災害出場に備えています。
豆知識を知ることで消防士に対する見方が少し変わるかも!
いかがでしたでしょうか?生活していると当たり前のように見かける消防士ですが、車の色や服装などによって様々な違いがあります。
これらを知ることで普段の消防士への見方も変わるのではないでしょうか。
あなたの地域の消防本部が、どのような服装をしており普段何をしているかなど知ることで、より消防士を身近に感じることができるでしょう。