「野菜を買ったけど長持ちしない」と経験したことがある人も多いのではないでしょうか?
野菜によっては、適切な保存方法で保存しなければすぐに腐ってしまうものも多数あります。
しかし、そもそも適切な保存方法を知らない方もいます。
今回は、代表的な野菜の保存方法や野菜別の保存方法について紹介します。
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このページの目次
野菜の保存方法は様々
野菜の保存方法は様々あります。• 野菜に合った保存方法で保存
• 育った環境と似ている環境で保存
• 保存バッグを利用
• 適した温度で保存
有名なものだと上記の4つが挙げられます。
まずは、これらを一つずつ詳しく紹介します。
野菜に合った保存方法で保存
実は、すべての野菜に共通した適切な保存方法はありません。「とりあえず冷蔵庫に入れておけば大丈夫」と思っている人も多いですが、それだけでは不十分な場合が多いです。
適切に野菜を保存するためには、野菜ごとに適切な保存方法で保存することをおすすめします。
適切な保存方法で保存することで、より一層長持ちし、美味しく食べられるでしょう。
育った環境と似ている環境で保存
育った環境と似ている環境で保存することも、おすすめの保存方法の一つです。例えば、葉物野菜など縦に伸びて育つ野菜を、横にして保存することはあまりよくありません。
つまり、野菜の育つ環境によって保存方法も変わるのです。
このことを理解することで、簡単に野菜を長持ちさせることができるでしょう。
保存バッグを利用
野菜をそのまま冷蔵庫に入れているという方も多いかもしれません。しかし、できれば保存バッグなどを利用することをおすすめします。
保存バッグを利用することで、乾燥や酸化、匂い移りを防ぐことができ、より良質の状態で保存することができます。
必ずではありませんが、保存バッグを用意できるのであれば利用することをおすすめします。
適した温度で保存
冷蔵庫には、「野菜室」と呼ばれるものがあります。野菜室があることで、「野菜は野菜室に入れておけば良い」と思う人も多いかもしれませんが、それは半分正解で半分不正解です。
野菜の保存には、適切な温度というものがあります。
そのため、全ての野菜を野菜室に入れるのではなく、それぞれに適した温度で保存しましょう。
野菜別の保存方法3選
ここまで基本的な野菜の保存方法を紹介しましたが、共通していることは「野菜によって保存方法が異なる」ということです。続いては、代表的な野菜を元におすすめの保存方法について紹介します。
<人参<
人参は、冷蔵保存であれば2〜3週間、冷凍保存であれば約1ヶ月保存することが可能です。
冷蔵保存の場合は、乾燥に気をつけることが大切です。
ですが、水分が多すぎても傷みやすくなってしまうため、適度な水分状態で保存しましょう。
そのために、しっかりと水気を拭き取った後にキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて保存しましょう。
冷凍保存の場合は、下処理をして使いやすい大きさにカットしてから、保存バッグなどに入れて保存することがおすすめです。
そして、使用する際には解凍せずにそのまま調理することで、冷凍前と変わらずに調理することができます。
<玉ねぎ>
玉ねぎの場合は、基本的に常温保存がおすすめです。
常温保存であれば3〜4ヶ月、冷蔵保存であれば1〜2ヶ月、冷凍保存は約1ヶ月ほどが目安となります。
湿度が高くなる夏場以外には、常温で風通しの良い場所で保存することをおすすめします。
玉ねぎは湿気に弱いので、洗濯ネットなどに入れるなどをして、常に風通しを良くしておきましょう。
冷蔵保存では、皮付きのまま新聞紙に包んで野菜室で保存するか、皮を剥いた状態でキッチンペーパーなどで包み野菜室で保存しましょう。
冷蔵保存をすることで、涙が出にくくなるので調理がしやすくなるというのが、冷蔵保存のメリットです。
冷凍保存をする場合には、すぐに使えるようにカットしてラップなどで包み、保存バッグなどで空気を入れずに保存しましょう。
使用する際には、そのまま加熱処理をすることをおすすめします。
冷凍保存をすることで、甘みが増し、簡単にあめ色の玉ねぎにすることができます。
調理時間を短縮したい時には、玉ねぎの冷凍保存がおすすめです。
<じゃがいも>
じゃがいもは、常温保存で1〜2週間、冷凍保存で約1ヶ月保存できます。
しかし、じゃがいも自体のおいしさは、新鮮なみずみずしさにあるのでできるだけ早く召し上がることをおすすめします。
常温保存をする場合には、買ってきた袋でそのまま保存するのではなく、袋から取り出して新聞紙に包み、風通しが良く湿度が低い場所で保存しましょう。
冷凍保存の場合は、汚れを洗い流しそのまま保存バッグに入れて冷凍保存をするのがおすすめです。
まとめ:適切な保存をすることで長持ちします
今回は、野菜別の適切な保存方法について紹介しました。野菜は、野菜ごとに保存方法が違いますが、適切な保存をすることで野菜を長持ちさせることが可能です。
美味しく野菜をいただくためにも、適切な保存を心がけましょう。