「○○ちゃんって、あんなに速く仕事が終わるよね。天才だよね。」
「この問題、よく速く解けるな。天才だね!」
こんな会話を耳にすることがありませんか?
常日頃、何かに特別優れた人には「天才」という言葉をよく使いますがよくよく考えてみると、天才という言葉に定義のようなものはあるのでしょうか?
今回は、天才らしいエピソードと合わせて天才の定義とはなにか探ってみました。
スポンサーリンク
3つの特徴から見える天才の定義とは?
天才というと、東大のインテリとか、研究者という様なイメージがありますよね。
でも、IQが高いなど、頭が良い人イコール天才という訳ではないようです。
一説によると、天才には
①「幼児期から高い知性を持つ」
②「理想に対する追求心があり、達成への努力を惜しまない」
③「環境に恵まれている」
という3つの特徴を持ち合わせていることが多いそうです。
また、「精神的にも強く自分の追求したい分野に関してはとにかく頑張れる」
というところが一般の人との大きな違いと言えるでしょう。
例を挙げてみましょう。
サッカー日本代表の本田選手は、高い知性を持ち合わせているかどうかは分かりませんが
少なくとも
「環境に恵まれている」、「サッカーに関する追求心は誰にも負けずそのためならどんな努力もできる」というところ。
また追求する際の精神的な強さというところでは見事に合致していますので限りなく天才に近いと言えるでしょう。
ちなみに、天才と呼ばれる人の机は、えてして散らかっているようです(笑)。
天才には、こんなエピソードが・・・
この世の中に天才と言われる方は多く存在しないと思いますが、これまで見てきた中で天才と思われる人にまつわるエピソードについてご紹介しましょう。
例えば、芸術の分野では著名であり、いくつもの優れた作品を世の中に送り出してはいるものの、結婚生活は全くうまく行かず金銭感覚も無いため、結局自己破産をしたという方がいらっしゃいます。
また、野球の才能は素晴らしいものを持っているものの、ベンチからのサインが全く覚えられず、また野球のルールについても覚えられないため、結局野球の道を諦めざるを得なかったという方もいるようです。
あるいは、高校からトランペットを始め、数ヵ月でプロ並みの実力になった方は商社に入社し会社でも優秀な業績を残したそうなのですが、その会社も辞め今は海外のオーケストラでトップに近い位置にいるという方もいます。
趣味でも仕事でも天才的な能力を持った人もいるのですね。
天才とはズバリこの人だ!
スポンサーリンク要は、最も天才に当てはまるのは、自分の好きな分野に没頭しそれに対して努力することを全く苦にしないということと、なおかつ素晴らしい功績を残している方を天才と呼ぶのでしょうね。
天才は自分がすごいことをやっているなんて思っておらず、彼らにとって努力は日常生活のひとつでしかないのでしょうね。
ズバリ、スポーツの分野では
メジャーリーグで活躍しているイチロー選手、サッカーでは前述しましたが日本代表の本田選手は天才と言えるでしょう。
学問で言えば
最近ノーベル賞を受賞された名城大学の赤崎終身教授やカリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村教授も天才と言えます。
身近なところでは、有名な芸能人で言えば、見えないところで数々の苦難を乗り越えて大御所となった方全般に、天才ということが言えるでしょう。
例えばお笑いの方で言えば
萩本欽一さんやダウンタウンなどが挙げられます。
国際弁護士の湯浅さんにも、同じ事が言えるかも知れません。
まとめとして
学問にしろスポーツにしろ、一概に「天才」と呼ばれてい
る人たちは、見えないところでの努力を繰り返しているの
でしょうね。
恐らく本人にとってはそれが当たり前のことですので、
「努力の天才」と呼ぶのはいささか失礼にも思えてしま
います。
「関連サイト」左利きの特徴や性格ってなに?もしかして隠れた超天才なのかも!