元々、クリスマスは日本の文化ではありませんが年間行事の一つとして根付いています。
歴史としは500年くらい前に宣教者がキリストの降誕を祝う降誕祭のミサを行ったことが最初と言われています。
その後、幕府にキリスト教が弾圧されて一時的になくなっています。
そして、再びクリスマスが受け入れられるようになったのは1900年頃に、クリスマス向けの商品の販売などが始まり、クリスマス商戦が生まれたことが受け入れられるきっかけと言われています。
今ではとても身近になったクリスマスですが、ちょっとした豆知識を取り上げてみました。
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サンタクロースの衣装はなぜ赤なのか?
皆さん、当たり前のようにサンタクロースと言えば赤い服を着ている姿をイメージします。
でも、なんで赤い服なのか理由を知る人はすくないのではないでしょうか?
諸説あるのですが、「赤い色には人々を不幸から守る力があるとされているから」というのが理由らしいです。
サンタクロースのそりを引っ張るトナカイって何頭いるの?
トナカイがそりを引っ張ることはみなさんご存じの事と思いますが、何頭いるかなんて気にしたことがなかった人が多いと思います。
実は9頭いてそれぞれに名前もついているのです。
☆ ダッシャー
☆ ダンサー
☆ プランサー
☆ ヴィクゼン
☆ コメット
☆ キューピッド
☆ ドナー
☆ ブリッツェン
☆ ルドルフ
となっています。
ところで、赤鼻のトナカイで有名なトナカイの名前は・・・?
「ルドルフ」になります。
サンタさんへのプレゼント!?
日本ではサンタさんはみんなにプレゼントを配ってくれるものですが、サンタさんへプレゼントをあげる国としてイギリスがあります。イギリスでは、イブの夜に子供達がサンタさんへ 「ミンス・パイ」 を用意します。
このミンス・パイとはドライフルーツで出来たパイのことをいいます。
ちなみにトナカイへは、もちろん好物のニンジンを用意することになっています。
クリスマスの時に登場するケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」とは?
正式にはフランス語でビュッシュ・ド・ノエルと発音します。
意味は直訳すると 「クリスマスの薪」 となります。
こちらも、なぜこんな不思議な名前がついたのか諸説あるようですよ。
★★かつて北欧では樫の薪を暖炉に燃やすと一年中無病息災で暮らせるという神話から来た説。
★★前年の冬の燃え残りの薪で作る灰は、これから1年の厄除けになるという伝説があり、お菓子も縁起のいい薪の形になったという説。
★★切り株の形はキリストの誕生を祝った時に、夜通し暖炉で薪を燃やしたことに由来していると言う説。
★★貧しく、恋人へのクリスマスプレゼントも買えない青年が、せめてもと薪の一束を恋人に贈ったという説とあります。
そして、中身はロールケーキを薪に見立ててデコレーションしてあるものが一般的です。
クリスマスツリーで本物を使う国がある?
アメリカではクリスマスツリーに本物の木で作ったツリーが買えるそうです。本物の木を使っていくと木がなくなるのでは・・?
と思ってしまいますが、毎年リサイクルしているようです。
この、ツリーを飾る期間としてはキリスト教の暦の上では、待降節(たいこうせつ)から降誕節、そして顕現日までとなっています。
・待降節 ⇒ イエスの降誕を待ち望むための節
・降誕日 ⇒ クリスマス、12月25日(降誕を記念する祭日と位置づけられ、
イエス・キリストの「誕生日」と考えられているわけではない)
・降誕節 ⇒ イエスの降誕から顕現までの節
・顕現日 ⇒ イエスが洗礼を受けた1月6日
クリスマスはキリストの降誕祭(降誕を記念する祭日)になります。・降誕日 ⇒ クリスマス、12月25日(降誕を記念する祭日と位置づけられ、
イエス・キリストの「誕生日」と考えられているわけではない)
・降誕節 ⇒ イエスの降誕から顕現までの節
・顕現日 ⇒ イエスが洗礼を受けた1月6日
そのクリスマス前には、アドベント(待降節)という期間があります。
それはクリスマスから4つ前の日曜日から、クリスマス前日までの期間のことをいいます。
そして、日本ではクリスマスが終わるとお正月などがありますので片付けてしまいますが、キリスト教では「顕現日」の後、1月7日まではツリーを飾ったままで過ごしています。
家の中のクリスマスツリーなどの飾り付けが、一ヶ月以上も見られるわけですね。飾り付けにも力が入ることでしょう。
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まとめとして
今回は、雑学というかたちでクリスマスにちなんだものを取り上げてみました。クリスマスパーティーなどのときに、ネタとしてお役立ていただければ幸いです。