何かと生ものや手作りのものを送ることって、結構ありますよね。
贈り物だったり、おいしくできたものを愛する誰かにも食べてもらいたいなどなど。
でもそこで問題になるのは送り方ではないでしょうか。
普通に送ったら腐っちゃうし・・・
冷凍便だと品質が落ちてしまうし・・・
ということで、そんな時に利用したいのがチルドゆうパックです!!
チルドゆうパックの利用法や、
気になります、温度管理はどうなっているのか詳しくお伝えしていきましょう。
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チルドゆうパックの利用法や温度管理は?
利用できるサイズや重さですが、
以下の様になっています。
・荷物の一番長い辺 ⇒1m以下
・長さ+幅+厚さ ⇒ 1,5m以下
・重さは ⇒ 25㎏以下
但し横倒しできないものは、上記の条件に加えて、厚さ(高さ)は50cm以内でないといけません。
◎ 同封できるものやラベルは?
内容物に関するメッセージや封のされていない請求書などは同封できます。
親書などは同封できませんので気を付けてください。
ゆうパックのラベルを荷物の見えやすいところに貼るか、ゆうパックの約款で定められた事項を記載します。
(ラベルは、通常のゆうパックのラベルを使用し、チルドゆうパック専用のラベルはありません)
荷物を出すまでは自分できちんと保冷しておくこと。
セキュリティーサービスや、代金の引き換えにしてもらうこともできます。
◎ 集荷は来てくれるの?温度管理はできてるの?
集荷に来てもらえますが、前もって連絡しておくことをお勧めします。
チルドゆうパックであることを予め伝えておくと冷蔵庫で集荷に来てくれます。 その後、郵便局の冷蔵設備で保管し温度の管理もできることになります。
郵便局によっては、冷蔵設備のないところもありますので事前に確認が必要となります。
また、冷蔵車ではなく保冷ケースでの集荷の場合もあります。
集荷の時には、ゆうパックのラベルも持ってきてくれます。
そして配達ですが、保冷が必要な荷物を引き受けから配達まで、冷蔵温度帯でお届けするサービスとなっています。
設定温度について次の項で具体的に説明しますので。
チルドゆうパックとクール宅急便の違いや設定温度
ヤマト運輸の「クール宅急便」
日本郵政の「チルドゆうパック」
その違いですが、
ゆうパックの場合ですと、基本は保冷(冷蔵)となります。
冷凍便は個人ですと、継続利用が条件で手続きも必要です。
クール宅急便でしたら、冷蔵便も冷凍便もどちらも利用できます。
では、その気になります冷蔵の場合の温度設定ですが、
チルドゆうパックの冷蔵便の温度は0度以上、5度以下です。
クール宅急便の冷蔵便の温度は0度以上、10度以下です。
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チルドゆうパックってどんなもの?
チルドゆうパックとは日本郵政公社が行っている、
引き受けから配達まで、冷蔵温度帯で配送するサービスのことです。
郵便局の窓口で、または集荷をしてもらって出すことができます。
コンビニなどでは扱っていません。
各種割引サービスもあり、
事業所へ自分で持ち込んだ場合 ⇒ 荷物1個につき120円割引き1年以内に同じ宛先に送る場合 ⇒ 荷物1個につき60円割引き同じ宛先に同時に2個以上送る場合 ⇒ 荷物1個につき60円割引き ゆうパックの冷凍配送の利用には手続きが必要!
冷凍でのゆうパックの利用も可能です。
一般の個人でも利用が可能ですが、継続の利用であることが条件です。
ご利用には郵便局での手続きが必要になります。
チルドゆうパックの料金はどれくらい?
チルドゆうパックを利用するには、
「通常のゆうパック運賃」+「保冷料金」となります。
その保冷料金ですが荷物のサイズで決まっています。
60サイズ ⇒ 225円
80サイズ ⇒ 360円
100、120サイズ ⇒ 675円
140サイズ ⇒ 1,330円
150サイズ ⇒ 2,100円
となっています。
以下は、チルドゆうパックの料金を決める際のサイズ区分と参考運賃になります。
サイズ区分
参考に最小サイズの運賃を表にしてみました。
東京発で荷物サイズが60サイズ(3辺の合計が60㎝まで)
チルドゆうパックの料金を事例で説明しますと、
<事 例>
60サイズの荷物を郵便窓口に持ち込んだ。
東京発 ⇒ 福岡着の場合。
1,300 円(基本料金)+225円(保冷料金)=1,525円
1,525 - 120円(持ち込み割引)= 1,405円
以上のような料金となります。
さらに詳しいことに関しましては日本郵政公益のホームページをご覧くださいませ。
チルドゆうパックの基本的な送り方
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チルドゆうパックの基本的な送り方をご案内しておきましょう。
① まずは保冷をしっかり行える丈夫な箱を用意します。
② 送るものと一緒に保冷剤を入れます。
③ 集荷に来てもらう場合は、予め電話をしておきましょう。
④ または郵便局の窓口へもっていき、ゆうパック専用の伝票をもらいます。
(「チルド」のシールも貼ってもらえます。)
⑤ 必要事項を記入した伝票を窓口に出し、支払いをします。
< ゆうパック専用ラベル >
お届け通知の「必要」に○印をしておきますと配達完了のハガキを送ってくれます。
※ チルドゆうパックはコンビニからは送れませんので、必ず郵便局へ。
チルドゆうパックの利用のメリットにはどんなものがあるの?
チルドゆうパックのメリットですが、
日本全国どこでも翌日か、翌々日には配達してくれます。
(一部地域を除く)
配達完了を知らせる、「配達済み通知サービス」が無料でついています。
日中配達できなかったものは、電話にて当日の午後10時頃まで配達してくれます。
ご希望によっては、無料で午後11時頃まで配達してくれます。
また、配達の時間帯の希望もできますし、
配達状況が分かる「追跡システム」があり発送後の荷物の状況を知ることもできます。
まとめとして
いろいろと便利になって来ていますが、チルドゆうパックのようなものがあると本当に助かりますね。
「遠くにいる家族へ手作りのものを食べさせてあげたい!」
という気持ちは誰にでもあるものです。
生ものだからと敬遠していた方々はぜひ、愛する誰かに心のこもった贈り物を届けてあげてくださいませ。
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配達された状態は、ワインボトルの温度は、測定はしませんでしたが、多分 10℃以下はあったでしょう。
しかし、梱包のダンボールは、湿気を帯び、くにゃくにゃで、ボトル表面には結露がありました。
これから判断して、最終局までは、しっかりしたクール/チルド・冷蔵便で送られたと思いますが、
局から配達する時に、時代遅れの簡易な”クーラーBOX”に保冷剤を詰めて出たとのことです。
(最終局の担当者が、「それのどこが悪いんだ!」という返事をくれました)
ワインの保存時の問題で大きいのは、ワインクーラーにカビの発生がありまして、ボトルの結露に含まれた雑菌がワインクーラーで繁殖することです。
この結露の発生は、冷蔵便流通時と、配達のクーラーボックスの温度差からのものと思われます。
ブログへのご訪問ありがとうございました。
貴重なご体験と言うことで、掲載させていただきます。
管理人