イースター(復活祭)の意味って何?キリスト教のお祭りは事実なのか






毎年春になりますとアメリカではイースターというお祭りが行われています。

イースターの時期になると、毎年ホワイトハウスでもカラフルに色付けされたゆで卵を転がす子供たちの様子が報じられます。

クリスマスと同じくキリスト教のお祭りとされています。

ただ、日本人の間ではあまり知られていないお祭りではないでしょうか。

また、クリスマスはキリスト教とは関係のない異教のお祭りですが、イースターはキリスト教に由来するものなのでしょうか。

それでこの記事では、イースターとはどんな意味があり、どんなお祭りなのかを調べていきたいと思います。


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 イースター(復活祭)とはどんなもの?いつ行われるのか

イースターはキリスト教において大切な復活祭の日になります。

イエス・キリストの復活を祝う、キリスト教の中でも最も重要な祭日とされています。

この日は一般的に、クリスマスと同様に家族が集まって御馳走を食べながらお祝いをします。

子供たちは、

  • エッグハント(卵狩り)
  • エッグロール(卵転がし)

  • をして遊んだりします。


    エッグハントとは、

    イースターエッグと呼ばれる、カラフルに色や模様がつけられたゆで卵を探して回るのがエッグハントです。


    エッグロールとは、

    イースターエッグの殻を割らないように転がしていくのがエッグロールです。


    エッグロールは、毎年のようにアメリカのホワイトハウスで行われている様子が報じられています。


    さて、イースター(復活祭)の行われる日は毎年違っているようです。

    なぜならば、

    春分の日の後の最初の満月の、すぐ次の日曜日がイースターと定められているからです。



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     イースターは本当にキリスト教の由来なの?

    事実から申し上げますと、イースターの始まりはキリスト教ではなく異教に根差しています。

    イエス・キリストの復活を記念するための復活祭とされていますが、イースターシーズンにちなむ、様々な風習はキリスト教とは関係がありません。

    例えば、復活祭のウサギ(イースターバニー)について「カトリック百科事典」はこのように述べています。

    「ウサギは異教における象徴の一つであり、常に多産の表象とされてきた」。


    また、復活祭のシンボルとして有名な卵(イースターエッグ)に関しても、

    「宗教百科事典」はこのように述べています。

    「卵は死んでいるかのような卵の殻から出てくる、新しい命を象徴している」。


    そして、「ウェストミンスター聖書辞典」によりますと、

    イースターは、

    「もともとアングロサクソン語でエアストレとして知られている、チュートン族の光と春の女神をたたえる春の祭り」

    だったということです。


    いずれにせよ、「ブリタニカ百科事典」では次のように述べています。

    「新約聖書の中に、イースターを祝ったという記述はない。
    復活祭のしきたりの多くは、イエス・キリストの復活とは殆ど関係がなく、民間伝承に由来する」。


    以上のような解説になっています。

     イースターバニーやイースターエッグが復活祭に取り入れられたいきさつは?



    中世文学の教授、フィリップ・ウオルターによりますと、

    イースターバニーやイースターエッグが復活祭に取り入れられたいきさつについてこのように述べています。

    「異教をキリスト教化する過程において、死の冬から命の春への移り変わりを祝う異教の祭りを、イエス・キリストの復活と結びつけるのは容易なことだった。
    それはキリスト教の行事を異教の暦に導入し、集団改宗を行いやすくするという点において重要なステップであった」。


    さらには、イースターの風習であるウサギやイースターエッグ、ろうそく、ユリなども、イースターという名称さえもイエス・キリストの復活とは何の関係もありません。


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     イースターとその祭りに結びついている種々の習慣の起源は何?

    イースターやその祭りに結びついている種々の習慣の起源についてですが、


    まずは、「ブリタニカ百科事典」によりますと、

    「新約聖書にも、あるいは使徒後教父の著作にも復活祭を行ったことを暗示する箇所は一つもない。
    特定の時を神聖視することは、初期のクリスチャンの念頭にはない考えであった」。

    となっています。


    イースターはイエス・キリストの復活の祝いとして行われていますが、実際には異教の宗教に起源があります。

    先ほども少し触れましたが、

    イースターという名称自体、アングロサクソンの夜明けと春の女神であるエアストレとつながりがあります。

    イースターバニーやイースターエッグに象徴されるように、

    イースターはイエス・キリストの復活の祝いとは名ばかりで、実際は豊穣の儀式となります。


    「カトリック百科事典」もこのようにのべています。

    「春の再来を祝う非常に多くの異教の習慣が一緒にされて復活祭が生まれた」。


     まとめとして

    日本ではあまり馴染みのないイースターではありますが、今後日本にも上陸してくる可能性はあります。

    もしイースターを祝う機会がありましたら、この記事を通して得られた知識が少しでもお役立ってくれたら幸いです。

    イースターはキリスト教の祭りではなく異教に由来するものだということ。

    また、イエス・キリストの復活とは全く関係ないということを知ったうえで参加できるでしょう。



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