厄払い


多くの方が 厄払い を行うことかと思いますが、この厄払いですが節分までに行うのが良いとされています。


節分といえば季節の変わり目でもあり、邪気が入りやすいという考えから、邪気を払うために豆まきを行います。


さて節分とか厄払いとか言ったりしていますが、そもそも 厄年って何?

という方向けに、厄払いの方法と厄年がどういうものなのか、などを併せてご紹介いたします。

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 そもそも厄年とは?

厄年とは、「厄災」が他の年よりも多く降りかかるとされる年齢のことを指します。


その由来や風習は、既に平安時代には存在していると言われています。その起源はとても曖昧ではありますが、今日でも根強く信じられている風習となります。


この厄年ですが、日本だけと思われがちですが、実はイギリスやスペイン、エジプトやトルコといったキリスト教国・イスラム教国にも同じような風習があるそうです。


ところで厄年は何歳かと言うと、男性と女性で異なりますが
「本厄」と呼ばれるものは数え年となりますが


男性の場合は
25歳、42歳、61歳


女性の場合は
19歳、33歳、37歳


とされています。


この本厄と呼ばれる中でも特に


男性の42歳
女性の33歳

「大厄」と呼ばれ、災難に遭う確率が非常に高いとされています。


また、いずれの厄年にもその前後1年間は「前厄」「後厄」とされてまして、本厄と同様に注意すべきとされています。


 厄払いの時期や方法は?

では早速、厄年における厄払いを行う時期ですが、


①年の節目である新年正月元旦に行う場合。

②年の節目を旧正月と考え、厄年の区切りも旧正月からとし、節分にあわせて行う場合。

③年始から節分までに行う場合

が多いです。


どのパターンも節分までには終わらせる形となりますが、たとえ節分を過ぎてしまっても厄払いができなくなる訳ではありません。


厄年を無事乗り切るために祈願するということが目的ですから、厄払いが遅すぎるということは無いそうです。


厄払い


厄払いの方法としては、
「お守りで厄を近づけない」

「香を焚いて厄を追い出す」

「災厄を神仏が身代わりとなる」

という風習があります。


主に厄払いは寺や神社などにお願いするのが一般的ですが、お祓いの専門家にお願いする場合もあります。


また節分で豆と一緒に厄を撒き、他の人に拾ってもらい、厄を分担してもらうという風習を持つ地域もあるそうです。
この、厄を祓うための「厄払い」ですが、厄年に行われる他にも、日々の生活で少しずつ溜まっていく厄(日常厄)を祓う意味で、毎年行う場合もあるそうです。


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 定期的な厄除けをしよう!

厄払い

本厄の他に、日常的につもる厄である「日常厄」というものもあり、これらを避ける方法としては、厄除け(やくよけ)、厄落とし(やくおとし)などがあります。


日常厄は日々積もる厄であるため、厄祓いの時期はとくに決まってはいません。


正月一番祈願や誕生日など、節目に定期的に行う場合や、災厄が立て続けに発生してしまい、大厄を小厄に、小厄を無厄に、と思い立った際に行う場合などがありますので、臨機応変に厄払いを行うと良いでしょう。


また、厄年の方へは、厄除けの意味を含め、肌身離さず持てる

「長いもの」

「うろこ模様のもの」

「七色のもの」
を贈るのが良いとされています。


男性向けには
ネクタイ
ベルト

などを贈ると良いですし


女性向けには

マフラー
スカーフ
ネックレス

などのアクセサリーなどを贈ると良いでしょう。


 まとめとして

毎年この季節になると、様々な厄除けの寺や神社のテレビコマーシャルが流れたりしますよね。


何か悪いことがあると、妖怪のせい・・・・


ではなくて厄のせいと思い、早めに厄除けをしてもらいましょう。


またご紹介しましたように、「日常厄」を祓う意味でも、常日頃からお守りなどを持ち歩くのも有効的だと思いますよ!

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