日本郵便のサービスの中に、
この二つ何がどう違うのかよくわからない人も多いと思います。
今回はこの二つのサービスの違いについての話です。
ポスパケットの取扱いは2016 年 10 月 1 日(土)より廃止されました。
レターパックの情報として記事を残しておきます。
ポスパケットの記述は読み飛ばしてください。
ポスパケットと同じような郵便サービスに「ゆうパケット」があります。
下記のサイトを参考になさってください。
参考サイト:ゆうパケットの料金と配達日数はお安くしかも速達並みの配達
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ポスパケットとレターパック(プラス、ライト)の違い
この両者には、実はいくつかの違いがありますが、まず基本的な部分からみていきましょう。まず重さやサイズについて、
ポスパケットは1kg以内となっていますが
サイズは ⇒ 34cm × 25cm以内、厚さ3.5cm以内。
(→ A4サイズの大きさまでOK)
レターパックには、プラスとライトがありますが、
どちらもA-4サイズで、重さは4kg以内となっています。
厚さの制限が少し違っていまして、
レターパックプラス ⇒ 厚さ無制限
レターパックライト ⇒ 厚さ3㎝まで
レターパックプラス(左)・レターパックライト(右)
専用の封筒は?現金や信書も送れるの?
レターパックには画像のような専用の封筒がありまして
現金は送れませんが、信書は送ることができます。
ポスパケットには専用封筒はありません。
宛名シールに必要事項を記入して使用しますのでサイズと重さに注意していれば、封筒に限らずダンボール等で送ることもできます。
しかし、現金や信書を送ることはできません。
どちらも切手が必要なのか?着払いとか手渡しは?
ポスパケットは、お支払いは切手か現金になります。
切手の場合は郵送物に切手を貼りそのままポストへ投函OKです。
郵便局へ直接持って行って現金支払いも可能です。
そしてポスパケットは、「着払い」が利用できますので直接手渡しも可能です。
また受箱に入らない場合も呼び出して手渡しになります。
レターパックは現金のみのお支払いとなります。現金で買った専用の封筒さえあればポストへ投函OKです。
こちらは着払いはできません。
レターパックプラスでは、直接手渡しでのご利用となっています。
なので、確実に手渡ししたい物などはポスパケット及びレターパックプラスが良いかもしれません。
また、どちらのサービスも、問い合わせ番号による配送状況の追跡が可能となっています。
肝心な料金はどうなの?
気になる料金はといいますと
レターパックライトもポスパケットも一律360円ですが、
レターパックプラスにすると一律510円となります。
< レターパックライト・プラスの違いを一覧表にしてみました >
レターパック ライト | レターパック プラス | |
---|---|---|
運賃(送料) (日本国内均一) | 370円 | 520円 |
専用封筒 | ○ | ○ |
信書の送付 | ○ | ○ |
現金の送付 | × | × |
追跡したい | ○ | ○ |
着払い | × | × |
日曜の配達 | ○ | ○ |
集荷のお願い | × | ○ |
受領印 | × (受箱配達) | ○ |
発送方法 | 郵便窓口 ポスト | 郵便窓口 ポスト |
最大サイズ | A4 | A4 |
最大重量 | 4kg以内 | 4kg以内 |
厚さ制限 | 3cm | 無制限 |
ポスパケットとレターパックの送り方や配達日数の違い
レターパックは
ご紹介しましたように専用の封筒がありますのでそちらを用意します。
コンビニでも購入することができます。
宛先などは封筒に直接書き込みます。
ポスト投函もできますが一部のポストには入らない場合があります。
もちろん郵便局で差し出すこともできます。
(→ レターパックプラスは集荷も可能です)
レターパックのレターパックプラスは、速達扱いではないものの準速達の扱いなので比較的速く配達されます。
ポスパケットは
専用の宛名シールに必要事項を記入後、切手(一律360円)を貼る、もしくは現金で支払い、郵便局へ差し出しをするかポストへ投函となります。
郵便局HPにあります「Webゆうパックプリント」からご自宅で「宛名シール」が印刷できます。
(→ 市販されてる、A4判のあて名ラベル(8面)でカラー印刷をする)
ポスパケットは速達扱いになりますのでポスト投函ですと、午前中の集配に間に合っていれば翌日には郵送先に届くと思って大丈夫だと思います。
ただ、あくまでも速達扱いで速達ではありませんので、速達郵便に比べますと優先順位は少し落ちてしまうようです。
送れる物は?危険物とかは?
スポンサーリンク重複した記述もありますが、送れる物の比較をしてみましょう。
ポスパケットは
1kg以内となるので比較的軽い物になります。
信書や現金、割れ物や繊細な物や危険物は送ることができません。
それ以外の洋服や書籍などは送ることができます。
レターパックでも
現金や危険物は郵送することはできませんが信書については送ることができます。
まとめとして
少し前になりますが、レターパックによる送金詐欺が多発していました。現金の送付に関しての注意喚起として、郵政が窓口で声かけなど行い内容物の確認をするよう対応しているそうです。
さて、ご紹介しました様にレターパックとポスパケットの利用には、
・早く郵送したい時 ⇒ レターパックプラス
・手渡しをしたい ⇒ レターパックプラス・ポスパケット
・専用の封筒がない場合 ⇒ ポスパケット
などその時の状況によって使い分けるとよいのではないでしょうか。
「関連サイト」レターパックが速達並みの日数で届くのは本当なのメリットはなに?