一般的に壁紙は10年を目安にして張り替えを行うことが推奨されています。
また壁紙の張り替えを行うときは、複数の注意点も覚えておく必要があります。
そのうちのひとつがエアコンです。
各世帯の状況によって異なりますが、壁紙の張り替えを行うときはエアコンの買い替えも同時に行ったほうがよいケースもあります。
そこで今回は壁紙の張り替えとエアコンの買い替えの関係性などについて解説します。
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部屋の壁紙とエアコンの買い替えの関係
壁紙の張り替えを検討している家庭は、エアコンの取り外しや取り付けを考慮して下さい。でないと、大きな失敗を招く可能性があります。
まず壁紙の張り替えを行う作業ですが、必ずしもエアコンを取り外す必要がないと言うことです。
そして、その張り替え作業には、2つのパターンがあるのです。
① 取り付けてあるエアコンはそのままにしておき、エアコンと壁の隙間からクロスを押し込むような方法で張り替えを行う。
② エアコンを設置してある、隠れた部分の壁には手を加えずに、現状維持という方法。
壁紙の張り替えで注意しておきたいポイントは、後者のエアコンを取り付けてある隠れた壁のみ手を加えないときです。
このケースではエアコンを買い替えた場合に、大きな問題が発生する可能性があります。
どういうことなのか?
これは具体的に説明すると、既存のエアコンより小型化された機種に買い替えたときに前の古い壁紙が見えてしまうということです。
近年の最新機種はひと昔前のエアコンよりも小型化されているものが多いです。
なので、現在使用しているエアコンと同サイズの機種が見つからないことも少なくありません。
ですから、今よりもサイズが小さなエアコンを購入した場合、その古い機種で隠れていた壁紙の一部が露出します。
これでは、室内全体を見渡したときに大きな違和感を覚えるようになります。
もちろんエアコン買い替え後に部分補修を行うことは可能です。
ただ、古い壁紙だと廃盤になっていることもあります。
この場合は似たような色の壁紙でも代用できますが、そうするとエアコンの周囲だけツギハギのような見た目になってしまうでしょう。
実際、壁紙の張り替えでこのような失敗をされる家庭は少なくありません。
よって壁紙の張り替えを検討している家庭は、
この先、エアコンを買い換えするのかというのはしっかりと考えておく必要があります。
エアコンの取り外し・取り付けの費用相場
壁紙の張り替えを行うとき、エアコンの取り外しで悩む方が多いのは費用がかかるためです。エアコンの取り外し、取り付け費用の相場は以下のようになっています。
作業内容 | 費用相場 |
---|---|
エアコンの取り外し | 4,000円~8,000円 |
エアコンの取り付け | 7,000円~1,5000円 |
ご覧のようにエアコンは取り外し、取り付けをセットで行うと約2万円~2万5,000円の費用がかかってきます。
もちろん壁紙の張り替えを行う場合は、これに張り替え費用もかかってきます。
そのため、費用を節約したい家庭や経済的に厳しい家庭はエアコンを設置した状態で壁紙の張り替えを行うことも少なくありません。
前述のように壁紙の張り替えは、エアコンを設置した状態でも行うことができます。
ただし将来的にエアコンの買い替えを検討している家庭は、買い替え後のことも視野にいれた計画を立てておかないと失敗する可能性があります。
エアコンの買い替えと壁紙の張り替えはセットで実施するのがおすすめ
ここまでエアコンの買い替えと壁紙の張り替えの関係性などを解説しました。それで、最も無難な方法としてはエアコンの買い替え、および壁紙の張り替えはセットで実施することです。
一例ですが先にエアコンを取り外した状態で、壁紙の張り替えを行えば買い替えたエアコンのサイズが小さくても古い壁紙の汚れなどが目立つことはありません。
このような対策を施すことで、エアコン買い替え後に追加費用をかけて壁紙を補修する必要もなくなります。
よって現在壁紙の張り替えを検討している家庭はエアコンの使用年数を確認し、10年を超えている場合はエアコンの買い替えも考えるようにしましょう。
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まとめとして
壁紙の張り替えとエアコンの買い替えは別々で行うと、あとから壁紙の補修費用などがかかってくる可能性があります。そのため、壁紙の張り替えを行うときは現在設置してあるエアコンの使用年数にも気を配るようにしてください。
壁紙の張り替え、エアコンの買い替えを検討している家庭はぜひ参考にしてください。