12月に入り、年賀状作りに追われている方も多いかと思います。
今年はどんな絵柄にしようか迷われているのではないでしょうか。
さて、表に宛名や住所を書く(もしくは印字する)作業で字の間違いはないでしょうか。
おそらく、毎年何枚かは年賀状を無駄にしてしまう事もあるかと思います。
その無駄になった年賀状をどの様に扱われていましたでしょうか。
書き損じのはがきは手数料さえ払えば、郵便局で新品と交換してくれます。
その時の交換条件などを詳細にご紹介いたします。
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書き損じたはがきは新品に交換しよう
書き損じてしまったはがきですが、郵便局に持ち込み手数料を1枚あたり5円支払えば新品のはがきと交換してくれます。(※ 表面、裏面の両方に書き込みや印刷してあっても交換できる)
ただこの場合は、通常のはがきへの変更となり「年賀はがき」や「かもめ~る」の様なくじ付きのはがきへの交換はできません。
書き損じたはがき以外にも、未記入の余った年賀はがきも通常のはがきと交換する事もできます。
<交換する場合の手数料を種類別に表にしてみました>
交換したいもの | 交換手数料 |
---|---|
郵便切手・通常はがき | 1枚につき 5円 |
往復はがき・郵便書簡 | 1枚につき 10円 |
特定封筒(レターパック) | 1枚につき 41円 |
10円未満の郵便切手や郵便はがき | 合計額の半額 |
また、書き損じのはがきですが、所定の手数料(1枚あたり5円)を支払えば切手に交換することもできます。
(例)書き損じはがき(62円×10枚)を10円切手に交換
< 切手の受取り枚数:10円切手×62枚 >
支払う手数料:5円(はがき1枚の手数料)×10枚=50円
なお書き損じであろうがなかろうが、一度購入したはがき・切手などは郵便局では現金化できませんのでご注意下さい。
さて、郵便局ではがきを「販売」していると思いがちですが、
実ははがきを販売しているのではなくて、はがきの送料を「前払い」で徴収しているのです。
言わば、交換の場合の手数料は紙の処理代みたいな事になります。
汚してしまったり書き損じてしまった事により、はがきの価値が無いと思いがちですがそんな事はありませんので。
ですから、書き損じてしまったからと、すぐに廃棄してしまうのは非常にもったいないです。
いくら汚れていても郵送してもらう権利は持っているのです。
★★ 交換手数料は現金支払いでなくても良い ★★
はがきを切手に交換する場合の手数料ですが、
「必ず現金で支払わなくてはいけないのか?」
いえいえ現金で支払わずに、交換する切手で支払うことも可能です。
その際は、交換して持ち帰る切手の枚数は減ります。
はがきを切手に交換する場合の手数料ですが、
「必ず現金で支払わなくてはいけないのか?」
いえいえ現金で支払わずに、交換する切手で支払うことも可能です。
その際は、交換して持ち帰る切手の枚数は減ります。
♪ 年賀状は無料で交換できる ♪
余談ですが、ご不幸などにより使えなくなった年賀状については、指定の交換期間であれば手数料無料で通常切手やはがき等と交換してくれます。
ただし、服喪であることを窓口で伝え備付けの請求書に必要事項を記入をしないといけません。
交換期間 ⇒ お年玉付郵便はがきの販売開始日 ~ 販売終了日まで
※ 上記の販売期間であれば書き込みや印刷されたはがきでもOKです。
余談ですが、ご不幸などにより使えなくなった年賀状については、指定の交換期間であれば手数料無料で通常切手やはがき等と交換してくれます。
ただし、服喪であることを窓口で伝え備付けの請求書に必要事項を記入をしないといけません。
交換期間 ⇒ お年玉付郵便はがきの販売開始日 ~ 販売終了日まで
※ 上記の販売期間であれば書き込みや印刷されたはがきでもOKです。
ところで、交換する上で多少条件もあったりするようなので、次にその注意点を確認しておきましょう。
交換できないケースとは
あまりに汚れがひどかったりしている場合などは交換対象外となります。また料金が記載してある切手の部分が破れていたりする場合は、そのはがき自体が無効となってしまいますのでご注意下さい。
なお、既に表面に住所や宛名を記載しており
誤字などで交換する場合は、いくら相手が
郵便局であろうと個人情報を渡してしまう
ことになります。
お相手の住所や宛名が分からない様に、可能な限り
消去しておきましょう。
中には書き損じ交換名目でこのような個人情報を
買おうとする業者も存在しますのでご注意を。
書き損じハガキの意外な使い途
スポンサーリンク郵便局にいくのが億劫という方もいらっしゃるかと思います。
書き損じなどのはがきを、ボランティア目的で慈善団体に寄付してしまうのも手です。
また、小学校などで集めている事もありますので(こちらも寄付ですね)、お子さんに持たせるのも良いでしょう。
昔ベルマークを集めて学校用品に交換していた事もありましたが、ほぼ同様な仕組みですね。
また、交換ではなくどうしても現金化したいという方は、金券ショップを利用しましょう。
ただ、金券ショップの場合は、書き損じはがきの買取金額があまりにも低いです。
なので、一旦郵便局に手数料を支払って新品のはがきに交換してもらい、新品のはがきを金券ショップで現金化しましょう。
郵便局へ支払う手数料が1枚あたり5円掛かりますが、一旦交換した後に金券ショップで現金化する方が、買取価格が高くなって有利です。
店舗にもよりますが、書き損じのはがきのままの買取価格は、1枚あたり20円以下がほとんどのようです。
まとめとして
説明しましたように、はがき1枚52円は紙のコストというよりも 郵送料金自体 であることがポイントになります。ですから、どんなに前のはがきでも使っていなければ交換などにより再度利用できます。
書留に替える事もできますので、廃棄する前に郵便局へ持って行き有効利用をしましょう。