ゆうメールの着払いの送り方


着払いは送料などの金額を調べる必要がないので面倒くさがり屋には便利なものかもしれませんね。


運賃(料金・送料)は、配達された時に受取人が支払いますので、差出人としては荷物を発送するときに運賃の負担をする必要がありません。


しかし、発送する前に受取人の承諾がないと揉めてしまう原因の一つになります。

なので事前に確認や了承を得てから着払いにしましょう。


さて、この着払いが可能な発送方法の一つにゆうメールがあります。


今回は、そのゆうメールの着払いについてご紹介させて頂きます。
また、代金引換との比較も参考になさってください。


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 着払いとしてゆうメールを送る方法は簡単!!

ゆうメールの着払いは、窓口で、

「着払いでお願いします」

と伝えれば簡単に送ることはできますが、別途料金が必要になります。


その料金ですが、
 
着払いの手料金 ⇒ 21円
となっています。


なので、合計料金は、

「基本運賃料金+着払い手料金」と言うことになります。


<例えば>

重さ150グラムのもの(規格内)

基本運賃料金(180円) + 着払い手料金 (21円) =201円


この料金の支払は受取人になります。

ですから、事前に送料とプラスして着払い手料金の21円が掛かる事の了承を得るようにしておきましょう。

※ 着払いは、直接ポスト投函も可能です。(確認済み)

 その場合、赤い字で「着払い」と明記しておきましょう。
その他の発送作業は通常のゆうメールの発送と同じになります。

具体的な発送方法は次の「そもそもゆうメールとは」の項目で詳しく説明しています。


 そもそもゆうメールとは

ゆうメールとは
・規格(サイズ)がありまして、その、規格内のサイズのものになります。

 (規格=長辺34㎝、短辺25㎝、厚さ3㎝、重量1㎏)




・外装の見やすい所に「ゆうメール」又はこれに相当する文字を表示
 (文字の色に決まりはないようですが、目立つ色の赤色がよいです)


ゆうメール

ゆうめーる22

着払いの場合は、以下の画像のように赤く「着払い」と書きます。
ゆうメールの着払いの送り方

送れる物は
・冊子とした印刷物(書籍・雑誌・商品カタログ・会報・各種マニュアルなど)
・冊子等を筒状に梱包したものも送れます
・電磁的記録媒体(CD・DVDなど)

※ 信書や手書きの物、手紙などは送ることが出来ません。
参考サイト:信書とは何かを知って罪も問われず送り方も理解しておこう


基本運賃一覧(全国均一) 

重さにより全国一律の料金となっています。
重 さ料  金(2019年10月1日~)
  規格内  規格外
~150gまで180円取り扱いなし
~250gまで215円
~500gまで310円
~1㎏まで360円
~2㎏まで取り扱いなし
~3㎏まで
一般小包郵便物よりも安く届ける事が出来ますしポストへの投函も出来ます。



切り込みが必要
さて、ゆうメールを送る場合には、普通郵便と区別して送付をしないといけません。


なので中身がゆうメールで送れる対象物であるのか見えるようにするため、切り込みを入れて封をする必要があります。
もしくは、包装の外部に無色透明の部分を設けることになります。


もし、切り込み等を入れる事が嫌な場合は、封をする前に郵便局へ持って行き窓口でゆうメールで送りたいことを伝えます。
そこで中身を確認してもらいそれから封をしましょう。


※ 切り込みですが、大きさ(長さ)等の決まりはないようです。
  中身が確認できればそれでOKです。


ゆうメール44

ゆうめーる45




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 受取人が着払いの受取を拒否したり不在だったら?

ゆうメール 着払い1

もしも、受取人に着払いの確認を取らずに荷物を送り、荷物の受け取り拒否をされた場合、荷物は自分の所へ帰ってくることになります。


その時には、基本運賃の料金部分をご自身が支払うことになります。
受取人が払ってくれないので仕方がないですね。


もし、送り先の相手が不在の場合どうなるの?
着払いの場合、郵便物を直接手渡しするものなので、もしも相手が不在だった場合は不在票を郵便受けに入れ荷物は郵便局へ持ち帰りという事になります。


この場合郵便局での保管期限は → 7日間
となっています。


それまでに受取人が連絡を入れて再配達の希望日時を伝える、もしくは直接郵便局へ本人確認書類を持って行き、荷物を受け取るかのどちらかをするようになります。


 「着払い」と「代金引換」の違いってなに?

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ゆうメール

よく間違われるのが


「着払い」と「代金引換」です。

ゆうメールは代金引換のサービスも付ける事ができます。
その「代金引換」と「着払い」との違いを確認していきましょう。



着払いとは
先程の説明のとおり「基本運賃料金+着払い手料金」のみ受取人が支払うことになります。

着払い手料金 →21円

もしも、オークションなどで落札された物を


「着払いで送って欲しい」となった場合には


商品の落札金額(商品代金)は、ご自身の口座への振り込み等で受取の手続きを取る必要があります。



代金引換とは
こちらは代金と引き換えに郵便物等を受取人に渡す仕組みで、郵便物等として送れるものであればすべて代金引換が利用できるようです。


代金と引き換えに郵便物等を渡しますので、「商品を発送したのに入金がない」といったトラブルを防ぐことができます。


代金引換のご利用の流れですが


まず差出人は、発送の際に「基本運賃料金」+「代金引換の手数料」を前払いをしないといけません。


受取人は、配達されたときに「郵便物(商品)などの代金」+「代金引換の手数料」の金額を局員に支払うことになります。

代金引換の手数料 →265円

受取人からお預かりした郵便物(商品)などの代金は、


送金手数料を差し引かれて ⇒ 差出人が指定した口座に送金されます。
※ 送金先は、ゆうちょ銀行以外の口座あてでも送金可能です。


このときの送金料ですが引換金額で違ってきます。
また、送金先がゆうちょ銀行とその他の金融機関で違っていますので表にしてみました。

送金先金融機関引換金額
5万円未満5万円以上
ゆうちょ銀行203円417円
他の金融機関220円440円
以上のようになっています。


さて、この送金手数料ですが、
一般的には基本運賃料金とともに商品代金に上乗せしたかたちで受取人の負担となっている場合が多いのではないでしょうか。


以上を整理しますと、代金引換により受取人が郵便物(商品)を受け取った時点での支払の負担額は


「郵便物(商品)などの代金」+「基本運賃料金」+「代金引換の手数料」+「口座送金の手数料」

になっています。

※ 金額によっては印紙代(200円~)も必要になります。

説明しましたとおり、

着払いが ⇒ 手数料21円であるのに対して、

代金引換は ⇒ 手数料が265円 + 口座に送金する為の手数料も203円以上掛かってしまいます。

仮にオークションで買い物しても、落札金額によっては商品代金よりも手数料や送料の方が上回ってしまう場合もあります。

なので、代金引換よりも着払いを利用する方が多いようです。

参考サイト:郵便の代引きのやり方はどうするの?身近で便利な郵便サービス



 まとめとして

送料などの金額を調べるのは意外と大変なものです。


その点ゆうメールの場合、着払いが可能という事で、普通郵便にするよりも確実に手渡ししてもらます。
当然、紛失の確率が少ないということで希望される人が増えているようです。


また、ネットオークション等で料金を支払ったのに品物が届かないなどのトラブルも見受けられます。


その意味では紹介しました代金引換のご利用も検討されてみてはいかがでしょうか。


最近ではネットオークションが可能なスマートフォンアプリの利用者が増えています。


そこでのやり取りにおいて、着払いや代金引換などの細かい部分をきちんと確認をせずに発送してしまいトラブルも発生しているようです。


オークションを利用される皆さんが気持ちよく利用出来るように、購入者との連絡事項は細部まで確認する事でトラブルを回避するようにしましょう。



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