日常生活の中で封筒などの郵便物をポストに投函するということはよくあります。
それも、時には大切な人への手紙や大切な書類であったりします。
そのポストに投函した大切な郵便物は、当然のことながら大事に取り扱ってほしいと思います。
なので、郵便物の表面に「折り曲げ厳禁」と書いて投函する人も多いです。
ただ「折り曲げ厳禁」ですが、
「正しい書き方のようなものはあるのでしょうか?」
そもそも、
「折り曲げ厳禁」という表示は有効なのでしょうか?
そういった疑問について話ししてみましょう。
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このページの目次
郵便物の封筒への「折り曲げ厳禁」の書き方
まず「折り曲げ厳禁」の書き方のようなものはありません。一般的には、
差し出すものが大切な郵便物でしたら、封筒の表面に、
「折り曲げ厳禁」
と書いている人は結構たくさんいらっしゃいます。
その書き方としましては、余白に赤字で大きく、
「折り曲げ厳禁」
と書きます。
もしくは「折り曲げ厳禁」と書かれたシールを余白に貼っている人もいます。
このようにしますと、郵便配達員の方の目にもつきやすいです。
つまり、それぞれの人がそれぞれに工夫して表示をしています。
郵便封筒への「折り曲げ厳禁」は有効なの?
さて、上記のような方法で「折り曲げ厳禁」と表示すのはいいのですが、「それは有効なのでしょうか?」
郵便局の回答によりますと、
「普通郵便等の補償対象外の郵便物では効力がない」
ということです。
つまり、普通郵便で差し出された郵便物には補償がついていません。
なので、たとえ「折り曲げ厳禁」の表示をしても有効とはならないということです。
言い方をかえますと、
郵便物に対して「折り曲げ厳禁」のような付加サービスはありません。
ですから、たとえ表示があったとしても、
「郵便局側がそれを守らなければならないという義務はない」
ということです。
120円(定形外郵便物の最安料金)のような安い料金では、補償はつきませんので致し方ないのかもしれません。
郵便に対しての付加サービス(オプション)は次のサイトで詳しく説明しています。
参考サイト:郵便のオプションの一覧の紹介!身近で利用価値のあるサービス
折り曲げてほしくない郵便物はどう送ればいい?
普通郵便で大切な書類等を送付するにはどうするか?結局のところ、折り曲げられないように自分で補強するしかありません。
例えば、
封筒にきっちり収まる段ボール等を用意する。
画像のように工夫しても、折れ曲がるときは折れ曲がってしまうことはあります。
それならどすればよいのか?
万が一の保障を求める考えでしたら、
書留などの補償のついた郵便サービスを利用するしかありません。
または、補償はありませんがレターパックでしたら、専用封筒で素材がしっかりしているのでおすすめです。
参考サイト:書留や簡易書留の保障ってどうなの?補償額の内訳はどうなってるの
参考サイト:レターパックが速達並みの日数で届くのは本当なのメリットはなに?
チケットを折り曲げないで送ってもらう最善の方法は?
基本的にチケットを送る場合でしたら、
それはとても良い方法と言えます。
普通郵便で送りますと、どうしても集荷されるときに他の郵便物の下敷きになったりします。
その時に、折り曲がってしまうことは避けられません。
その点レターパックの場合、その専用封筒そのものがしっかりした素材でできています。
また、扱い方も普通郵便よりはずっと丁寧に扱われます。
専用封筒の大きさも統一されていて、向きもそろえて仕分けられとても安心です。
書留も普通郵便よりは丁寧に扱ってくれます。
ただ、梱包をしっかりしないと折れ曲がる可能性はゼロではありません。
段ボール、厚紙などで補強をすれば万全です。
チケットの送り方の詳細は以下のサイトをご覧になってください。
参考サイト:チケットの送り方で封筒での発送詳細!意外な安くて安全な方法
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まとめとして
郵便物として送る封筒に「折り曲げ厳禁」と書く、書き方についてお話ししました。しかし、どんなに赤くて大きな文字で目立つように書いたとしましても、普通郵便の場合には効力ないということでした。
ですから自分で厚紙や段ボールなどで挟んだり、工夫して補強するしかないということでした。
ただし、どんなに補強をしたとしましても、
膨大な量の郵便物の取り扱いですから、折れ曲がるときは折れ曲がるということです。
それで、対処の仕方としては、
お金は少し高くつきますが、
万が一の補償のある書留にする。
あるいは、
専用封筒で素材のしっかりしたレターパックを利用する。
以上の方法がいいというわけです。